ウッドデッキを業者で作ってもらうとお金がかかりますよね。。。
でも・・・
「どういう風に作ったらいいかわからないし、手入れがめんどくさそう・・・」
と思う人も多いのでは?(笑)
ということで今回は、樹脂木材と単管パイプを使って可動式のウッドデッキを作ってみました!
樹脂木材は腐りませんし、可動式にすることで収納スペースを増やすことができるんです。
これを参考に、ぜひあなたも素敵なウッドデッキを自作してみて下さいね!
樹脂木材と単管でDIYのウッドデッキ組んでみた
すぐるが作ったウッドデッキ
今回すぐるが自作したウッドデッキはこんな感じです!
作り方や材料については下記で説明していますので、そちらをご覧になってみて下さい。
DIYのウッドデッキに樹脂木材をおすすめする理由
私はDIYでウッドデッキを作るのであれば、樹脂木材を使ったほうがいいと思っています。
その理由は、ほぼ腐らないから!
ただ、樹脂木材は普通の木材よりも高いので、買うのを悩む方もいるかもしれません。
DIYでウッドデッキを作るなら、なるべくコストは減らしたいと思いますよね。
そこで、樹脂木材を使うメリットとデメリットをまとめてみました!
ぜひそちらを参考にしていただいた上で、ウッドデッキの材料を決めてみて下さい。
樹脂木材のメリット
メンテナンスが簡単
樹脂木材の最大のメリットは、一度作ってしまえばほぼメンテナンスがいらないということ。
ちょっとキレイにしたい時は水で洗うだけでOKです!
しかし木材の場合ですと、防腐・虫(シロアリ)・変色(色落ち)などの理由から塗料を少なくとも数年に一度は塗り替えなければなりません。
塗料を塗る仕事が好きな人は木材でもいいと思いますが、日々仕事や家事、家族サービスなど、やることに追われる方にとっては「めんどくさい!」の一言に尽きるメンテナンス作業だと思います。
特に大変なのはウッドデッキの裏側!
ここを塗り直しておかないと、木材だけでなく接続部の金属なんかも腐食してしまいます。
下に入れない場合もありますし、入れても・・・
私ならやりたくない!!
ですので、時間がない人やメンテナンスがめんどうな人にはおすすめの素材です。
高い耐久性
メンテナンスが簡単なのは、樹脂木材は木材に比べて耐久性が高いからです。
具体的には
・腐りにくい
・シロアリに強い
・傷が付きにくい
・色落ちが少ない
・反りにくい
などなど・・・
木材に比べるとこれだけメリットがあります。
高い安全性
木材は薬剤入りの塗料を塗る必要がありますが、樹脂木材の場合は全く必要ないです。
薬剤入り塗料を塗らないことで肌が直接触れる時も安心です。
もしお子さんやペットがなめてしまっても、そういった意味では安全ですよ。
また、木材と違ってささくれがないので、手足にささらず安全です。
樹脂木材のデメリット
木材よりも高いことも・・・
もちろんどの木材を使うかにもよりますが、安い木材と比べるとお値段は高めです。
ただ、メンテナンスの手間や塗料のことを考えるとそこまでマイナスでもないのかなと思います。
高温や低温に弱い
夏場は木材に比べて表面の温度が高くなりやすいです。
ですので、夏場にうっかり素足で上がってしまったりなんかすると軽く火傷しちゃいます!
逆に冬場に注意して欲しいのは凍結!
水分が凍ることで割れてしまうこともあるそうなので、冬場はなるべく乾燥させておきましょう。
すべりやすい
木材のように水分を吸収しないため、表面がぬれているとすべりやすくなります。
ウッドデッキですべってケガしちゃいました(テヘペロ)
というダサい小ネタが欲しい人以外は、表面は乾燥させておきましょう。
お子さんが遊ぶ時も注意ですね。
おすすめ樹脂木材と材料
さて、ここまで読んでいただいたあなたなら、
「樹脂木材でウッドデッキ作ってみたいなあ・・・」
なんてウズウズしているんじゃないでしょうか?(笑)
ということで、今回すぐるが使った材料や工具なんかを少し紹介していきますね。
おすすめ樹脂木材
すぐるはヤフーショッピングの『ウッドデッキ倉庫』というところで『SW01』という型の8本入りを買いました。
必要な本数はあなたが作るウッドデッキの大きさによっても違うと思うので、よく計算して買ってくださいね。
枕木も同じショップで買いました。
『SW03-3M』という型のものです。
いろいろ調べた中で、ここの樹脂木材が一番安くて良さそうだったんですよね。
モノもしっかりしているし、おすすめです。
今も価格的に安いとは思いますが、作った当時の価格帯と比べてなので最安を探したい人は改めて探してみて下さい。
このショップのいいところは、細かい部品も専用のものがあることです。
すぐるは床板固定金具とエンド固定金具という部品を購入して使いました。
ちなみにこちらはamazonでは売っていないようですので、代わりのモノを探してみました↓
単管パイプ
今回すぐるは単管パイプで足場を組んでいますが、これには理由があります。
樹脂木材よりも微調整しやすいですし、強度を上げることができます。
もし使わなくなったとしても、別のことに再利用しやすいです。
樹脂木材は耐久性は高いですが、経年劣化で割れることもあります。
樹脂木材で作った土台が割れると、組み立て直しがとてもめんどう!!
なので、そういった面でも単管パイプはおすすめです。
ちなみに単管パイプは通常売ってる48.6φのものを使いました。
こちらも樹脂木材同様に必要な分を計算して用意して下さい。
なるべく長いものが安くて使いやすいので、問題なければ長いものを買っておいたほうがいいですね。
直交クランプ
単管パイプ同士を組むのに使います。
単管パイプのφに合わせたもの(48.6φ)を用意して下さい。
固定ベース
ウッドデッキの足の部分ですね。
こちらも単管パイプのφに合わせたものが必要です。
キャスター
ウッドデッキを動かせるように片側にはキャスターを付けています。
固定ベースの下にキャスターを付けます。
固定ベースに合わせてホームセンターで買いました。
現物合わせてみないとわからないものって多いですよね~。
サドルバンド
ウッドデッキを単管パイプを固定するのに使います。
本当はあまどいを壁に固定するときなどに使用するものらしいです(笑)
これが安かったので使ってみました!
ミニアングル
ステンレス製のミニアングルです。
主に枕木と枠を固定するのに使います。
工具紹介
ディスクグラインダー
E-Value ディスクグラインダー 550W EDG-550
わからない人のために説明すると、要は電動のカッターとヤスリです。
単管パイプのカット、樹脂木材をなめらかにするのにも使います。
このグラインダーはヤフーショッピングで買ったものなんですけど、めちゃくちゃ安かったんですよね!
確か3000円ちょっとくらいで買えました。
電動丸ノコギリ
makita(マキタ) 7型マルノコ M580
今回はけっこうな量の樹脂木材をカットしたので、ノコギリは電動じゃないとキツかったです。
あれを手動は・・・流石にやりたくないですね(笑)
電動ドライバードリル
RYOBI(リョービ)電動ドライバードリル CID-1100
電動ドライバードリルです。
先を変えればドリルとしても使えます。
金具をネジで固定したり、穴を開けたりするのに使いました。
充電バッテリー式のものもありますが、すぐるはこちらの電源ケーブル式のものを使っています。
水平器
ウッドデッキを自作する場合、水平をちょこちょこ図りながらやるのが重要です!
100円ショップでも売ってますよ。
シンワ測定 ブルーレベル マグネット無し 300mm 76370
樹脂木材と単管で作るウッドデッキ作成方法
材料と工具の紹介が終わったところで、今回すぐるがどのようにウッドデッキを作ったのか?
その作成方法を簡単にお伝えしていきます!
単管パイプでウッドデッキの土台を組む
単管パイプ、直交クランプ、固定ベース、キャスターを使ってウッドデッキの土台を組み立てます。
奥の固定ベースの下にキャスターを付けることで、ウッドデッキをズラせるようになります。
枕木や天板が乗るとめちゃくちゃ重いので、車用のキャスター付きジャッキベースで足を浮かせて動かしてます。
ちなみに目に見える部分はこんな感じで塗装しておきました!
土台に枕木を固定する
天板も何枚か乗っかっちゃってますが(笑)
こんな感じです。
サドルバンドを使って枕木を単管パイプに固定していきます。
枕木の上に天板を固定する
床板固定金具とエンド固定金具を使って天板を固定していきます。
床板固定金具は天板と天板の間に差し込み、枕木にネジで固定していきます。
エンド固定金具は天板の端に取り付けて天板がズレないように固定します。
枠を作る
枕木にも使用した樹脂木材を使って枠を作ります。
ステンレスのミニアングルを使って枕木と枠を固定します。
さて、ざっとでしたが作成方法をご紹介させていただきました。
細かい写真をたくさん撮っていれば、もっとわかりやすく解説できたのですが。
つい作業に夢中になっちゃいました(笑)
もし何か気になる点などありましたら、コメント欄にご質問いただければお答えします!
最後に・・・
今回樹脂木材と単管パイプでウッドデッキを作ったわけですが、自作にしてはかなりイイ感じにできました。
あなたもぜひ作ってみてはいかがでしょうか?
「こんな感じで作ってみたよ~」
なんてコメントもいただけると、今後の私の活動の励みにもなります(笑)
ぜひあなたも樹脂木材でウッドデッキを作ってみてくださいね!