ディープリムホイール自作!【塗装・装飾編】

本体ができましたので、次は塗装していきましょう。

まずは材料から!

材料

パーツクリーナー(脱脂用)

ウエス

ボロ布やキッチンペーパーなど、なんでも良いです。

コニシ製 プラスチック用 GPクリヤー

染めQ製 ミッチャクロンマルチ

つや消し黒のペンキ

ペイントうすめ液

カッティングシール

その他

・ペイント剤を入れる容器

今回はプリンの空きカップでやりました(笑)

・筆

何でもOKです。(使ったのは100均製)

・ドライヤー

一般的なヘアドライヤーでOKです。

・カッター

・定規

下地処理

まず、下地処理。

養生カバー部(ディープリム部)を、脱脂をかねてパーツクリーナーとウエスで清掃します。

次に適当な容器にコニシ製プラスチック用GPクリヤーをいれ、

ペイントうすめ液で大体1:1ぐらいに薄めます。(塗りやすくするため)

養生カバー部全体に塗布。

乾燥後、もう一回塗布。2度塗りします。

乾燥すると、ぺたぺたした感じが残りますが、はがれたりはしないようです。

次に、染めQ製ミッチャクロンマルチを原液で塗布。

これは、一度塗りにしました。

完成した写真はこちら

なんとなく艶やかです。

つや消し黒塗装

次につや消し黒のペンキを適当な容器に入れ、ペイントうすめ液を入れます。

これも大体1:1ぐらいかな?

(ペイントうすめ液は少なめでもいいかもしれません)

そして全体に塗布。

あとは、スポークとかのタッチアップも一緒に行いました。

つや消し黒のペンキは2度塗りしました。

そして、完成した写真がこちら

製作中や下地のときには、クリアで気が付きませんでしたが、だいぶゆず肌ですね。

この状態で良ければ、つや消し黒塗装で終わりでもいいかとも思っていたんですが…

ダメですね。

やっぱりカッティングシールを貼った方がクオリティが上がりそうですので、カッティングシール貼る事にしました。

カッティングシール貼り付け

今回使用するカッティングシールはカーボン風です。

やっぱりディープリムホイールと言ったらカーボンだと思うので(笑)

私が使ったカーボン風カッティングシールは、ハッピークロイツ製?だったかな?

1520×300で500円ちょっとの価格だったと思います。

まずは、カッティングシールをカットします。

ちなみに一般名称では、カッティングシートとは言わない。

(確か中川ケミカル製の登録商標だったと思われ・・・)

大きさは、700×60を6枚。

700×40を6枚。

前後のホイールに3枚ずつ使います。

定規とカッターを使用しますので、ケガに注意してくださいね。

カットしたシールの表側はこんな感じ。

表面に凹凸があって、カッコイイ!

準備が出来たら、いよいよ貼り付け開始です。

60mm幅にカットしたものから使用します。

最初に20~30mmぐらい剥離紙をはがして、カッターでカット。

で、元に戻します。

その部分はそのままにして、貼り付けを開始します。

外周に沿うように貼り付けていきます。

内側が波打つようになってしまいますが、後で波打っているシールのスポーク部分にカッターで切れ目を入れます。

この段階ではあまり気にしないでください。

ドライヤーで暖めるとシートが柔らかくなるので、巻き込むように貼っていきます。

注意点としては、スポークとスポークの間が広いところは、切れ込みを入れた方がしわになりにくくなります。

さらに、スポークの部分は、円周方向にもすこし切れ込みを入れ、スポークとの干渉を避けたほうが後で剥がれたり引っ張られたりしにくくなります。

あとは、ドライヤーで熱した後、伸ばすように貼り付けますが、

ある程度熱が引くまで手で押さえていないと、冷えた後に剥がれてしまいます。

一枚張り終えたら、続きを貼ります。

今回は30mmほど重なり代を見ているので、重なりが多すぎて足りなくなる心配はないと思われます。

結果としては10mmぐらいの重なりで問題無いことがわかりました。

10mmの重なり代で貼っていくと三枚目はだいぶ余るはずなので、ちょうど良いところで長さを調整します。

張り終えたら、一枚目の最初を三枚目の上に重ねるように張ります。

こうすることで、重なり部分がきれいになります。

次に40mmのシートで、逆側の面を張っていきます。

この面は巻き込まないので、スポーク部分はほとんど干渉しないはずですが、

ちょっと切れ込みを入れたほうがシワになりにくくていいと思います。

あとは、全体的に30~50mmの間隔で適当に切れ込みをいれ、重ねるように貼っていきます。

当初、この面は切れ込みなしで行けるだろうと思っていたんですが、

しわだらけになってしまい、切れ込みをいれることになりました。

シールを張ったものと貼る前の物の比較画像です。

やはり、貼ったものの方が格段にかっこいいと思っています。

そして、このシートは結構厚みがあるので、養生カバーのみよりもしっかりします。

2個目のホイールも同様に貼っていきます。

慣れたのか、2個目のほうがスムーズで、出来がいい気がしますね。

で、完成したのがこちら。

うーんシワとか、継ぎ目がちょっと気になりますが・・・遠目ではわからない

…と思います。

ま、60点ぐらいでしょうか?

塗装のみよりも100倍かっこいいのでよしとします(笑)

はがれる部分が出てきちゃったら、瞬間接着剤で補修しましょう。

自作ディープリムホイールの質量測定

せっかくなので、質量測定してみました。

条件は、クイックリリースなし、リムテープあり、スプロケなしです。

フロントホイール加工前

フロントホイールディームリム加工後

966(加工後)-876(加工前)=90gの質量増しになりました。

リアホイール加工前

リアホイールディープリム加工後

1212(加工後)-1124(加工前)=88gの質量増しです。

ちなみに、リムテープはパナレーサー製がついていました。

案外重い(?)22gでした。

結果としては

フロント:966-22  =944g

リア  :1212-22=1190g

という結果となりました。

元から軽いホイールではなかったので、この程度の質量増しで済んでよかったです。

見た目のインパクトは相当増したような気がします。

自己満足度は90点ぐらいですね!

ディープリムホイールの自作。

もしよかったらチャレンジしてみてくださいね。

スポンサーリンク
コメントを残す

自転車の関連記事

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事