VAPE(電子タバコ)を始めたいけど、何を買ったらよいの?と思われる方も居るかもしれません。そんな方に私えんぶがおすすめするのはKanger Tech社製TOPBOXMiniです。
これは私の中で最強のスターターキットだと思われます。
まず、初心者の方がVAPEを始めようと思って、そろえないといけないものは器具です。
バッテリーMODとアトマイザーです。さらには煙(ミスト)の原料となるリキッドです。
ぶっちゃけるとこれだけあればVAPEをする環境は整います。
じゃあなんでTOPBOXMiniを勧めるの?となると思いますので、詳しく解説していきます。
内容説明
TOPBOXMiniは大きく分けて4つの部品が入っています。
バッテリーを入れるためのバッテリーMODと呼ばれる物。
リキッドをミスト化するためのアトマイザー。
アトマイザーにセットするコイル。
手巻きコイルを使用するためのRBAユニット。
さらに細かいものとして、RBAユニット用のコイルだったり、コットンだったり、パッキン類だったりがあります。
VAPEを始める上で足りないものはリキッドとバッテリーだけです。
その他のものはそろっています。
アトマイザー
アトマイザーはVAPEをやっている人ならば一度は手にしたことがあるのではないかと言うほど有名なSUBTANKMiniが同封されています。しかも、私が持っているものよりも進化したもので、トップフィル機構を備えたものです。
トップフィル機構とは、アトマイザーの上からリキッドを補充できる機構で、従来はタンクの下部分からリキッドを補充するためにコイルを取り付けている部分を分解しなければならなかったのですが、リキッドで手が汚れたりと少々難儀でした。
それを改善したのがトップフィル機構です。
そして、このアトマイザーの最大の特徴であるRBAユニットも同封されています。
VAPEをする方の大半はタバコの変わりを求めて買う方が多いと思いますが、VAPEはタバコとは違う趣味性の高い嗜好品です。
爆煙や味重視などのセッティングを楽しむのもVAPEの楽しみ方の一つと言ってよいでしょう。それを実現するのがRBAユニットです。
これも最初から同封されていますので、拡張性も高いアトマイザーだと言えるでしょう。
バッテリーMOD
TOPBOXに同封されているバッテリーMODは、BOXタイプのMODで、テクニカルMODと呼ばれるタイプです。
読んで名の通り箱型のMODで、中には基盤が入っており、出力ワット数を制限したり、温度管理機能によって過加熱を防いだりすることが出来る優れモノです。
ちなみに私が使用しているSUBOXでは温度管理機能がないので、出力ワット数の設定を誤ると普通にコットンが焦げますが・・・
また、このMODの特徴として、バッテリーが別体になっていることもあげられます。
スマートフォンなどのバッテリーは充放電をくりかえすと容量が減ったり、へたったりすることがあるのはご存知かと思います。残念ながらVAPEのバッテリーも例外ではなく、やはり使用していくうちにバッテリーがへたってくることが予想されます。
しかし、バッテリー自体が交換できるこのMODは、バッテリーのみを変えればまた使用できますので、長い目で見たときにコストダウンにつながると考えられます。
さらには、バッテリーMODを何個も持ち歩かなくても、交換用のバッテリー自体を持ち歩けば良いので、持ち物を減らすことにもつながるのがおすすめポイントです。
このMODは充電機能も備えているので、microUSBケーブル一本でバッテリーの充電ができるところもおすすめですね。
追加で必要なバッテリー
TOPBOXMiniには基本的にバッテリーは付属していませんので、追加で購入する必要があります。
このMODで使用できるバッテリーは18650規格のバッテリーです。
単三や単四乾電池のように普段から耳にしない規格だとは思いますが、ここは慣れが必要です。
IMRの18650バッテリーが欲しいと言えば大抵は問題ないと思います。
メーカーはEfest製、ソニー製、サムスン製などがあります。
バッテリーの種類としてニッケルマンガン電池という特殊なものです。
このバッテリーは取扱いに注意しないと危険なものです。
一般的な単三、単四電池などはショートさせても爆発したなんてのは耳にしないところだと思いますが、VAPEで使用するバッテリーは使い方を誤ると普通に爆発します。
ラジコンをやったことがある人はバッテリーはかなり危険だという認識があると思いますが、一般的にはそこまで危険だと言う認識はないと思いますので、ショートには注意しましょう。
ここがテクニカルMODの優れたところですが、手巻きコイルを使用して、どこかショートしてしまっていたとしてもそれはMOD側でショートしていますよと教えてくれるので安心して使えます。そういった意味合いでもテクニカルMODをおすすめします。私も気が付かずにあれ?煙出ないなといった場合が何度もありました。
取り扱っているショップさんによっては最初から付けて売っているところもあるので良く調べておく必要があります。
リキッド
煙(ミスト)の原料となるリキッドがないと始りません。
これはお好きなものをチョイスしてくださいとしか言いようがないのですが、初心者の方であれば、自作は考えず、KAMIKAZE E-JUICEなどの市販品を購入した方がいいと思います。
また、どんな味がわからないと言った場合であれば、VAPEショップへ出向けばテイスティングさせてもらえるところがありますし、ベプログなどのリキッド専門のレビューサイトを覗いて選ぶのもいいと思います。
好みの味が見つかるまでは少々お金がかかってしまうかもしれませんね?
私の場合は20本ぐらい買ったところで、コストがかかり過ぎるなーと思って自作の道へ踏み出してしまいましたが・・・これについてはまた別記事にて書こうと思っています。
まとめ
ハマるかどうかわからないから、最初は安いものを買って、後で高機能のものを買えばいいと思う方が多いと思います。
これはラジコンをしていた時の話ですが、最初からある程度の機能を持ったものを買う方が結果的には安上がりになると教わりました。
先輩やネット上で質問するうえでも、初心者向けのものだとバカにされてしまったり、アドバイスがうまくもらえなかったりするからです。
手巻きコイルや自作リキッドなど趣味性を求めている私にとっては、吊るしで使用するのはつまらないと感じてしまう性格にあるのかもしれません。
楽天ですごく売れているx6に代表するVAPEから始めることをダメだとは言いませんが、おすすめはしません。
この趣味は案外深く、私もまだまだ到達できていない場所がたくさんありますが、VAPEの楽しさを共有するうえではKanger TechTOPBOXMiniが一番お勧めだと言えるので、書かせていただきました。
![]() |
価格:10,800円 |