前回は電子タバコ(VAPE)の概略とリキッドについて書きましたが、今回は器具について書こうと思います。
写真は、私が一番最初に購入した器具です。
KangerTech製 SUBOX MINIと言います。
SUBOX MINIは、上の方のアトマイザー( 単体ではSubtank Miniという商品)と赤いボタンが見える下側バッテリーMOD(単体ではK-BOXという商品)のスターターセットパッケージです。使用するには18650規格のバッテリーが必要です。
自分の持ってる器具のお話はちょっと置いておいて本題に入ります。
電子タバコ(VAPE)の器具は大きく分けて、2種類の部品に分けられます。
一つは、バッテリーを入れるバッテリーケース。通称バッテリーMODと呼ばれるものです。
上の写真がバッテリーMODです。
もう一つは、リキッドを霧化させるための部分で、アトマイザーと呼ばれるものがあります。
上の写真がアトマイザーです。
バッテリーMODにも種類があり、バッテリーを入れる部分とスイッチだけを付けたものを通称でメカニカルMODと呼びます。
構造が簡単なため、電気の流れる効率がよく、表現として、立ち上がりと呼びますが、コイルを熱するスピードが速いのが利点です。欠点としては、ショートした場合に保護する回路を積んでいないため、事故につながりやすく、危険性を理解した扱いに慣れた人でないと少々危険なものとなってしまうこともあります。
一方テクニカルMODは、スイッチ以外に出力調整用の基盤を設けて、出力を任意に調整することが出来ます。また、ショートや、バッテリー残量が少ないときなどに、自動的に電流を遮断してくれる機能、通電時間を検知して、コイルや誤作動時に自動的に電流を遮断して人や本体を保護する機能を持たせているものが一般的です。
最近では、さらに進化し、コイルの温度自体も検知して、焦げ付き防止をするものも販売されてきました。
バッテリーMODのおすすめとしては、テクニカルMODです。
やはり、安全に運用できる点が大きいです。
また、後でご紹介しますが、自分で作ったコイルなどの断線なども検知してくれますので、事後率が、ぐっと下がっていることと思います。
現に、何度かショートしていますよと警告が出ていたこともありますので、初心者は断然テクニカルMODがおすすめです。
次にアトマイザーについてです。
アトマイザーとは全部の部品を合体させた後のASSYの総称です。
アトマイザーにも種類があり、大きく分けると2つに分けられます。
リキッドを入れておけるタンクを持つタンクアトマイザー
一方、タンクがなく、コイルとコットンのみのドリッパーと呼ばれるもの
RDA(Rebuildable Dripping Atomizerの略)とも呼ばれます。
RDAをメカニカルMODで運用すると、とんでもない量の煙が出せるとか・・・今後の目標であり、憧れです♪
今回は、私が実際に持っているタンク式アトマイザーの部品構成を書きます。
下記写真左側からドリップチップ(吸い口)、本体、ガラスチューブ、本体下側に取り付けるエアフロー(空気穴)調整部に分けられます。
また、本体や、ドリップチップに見える赤い部分はパッキンで、シリコンで出来ておりリキッドの漏れを防止するものです。
これは分解できるものですが、分解が出来ないもの、ガラスチューブの部分がポリカーボネートという樹脂(プラスチックみたいなもの)で出来ているものや、径が細いもの、エアフローの調整が出来ないものなど、いろいろな種類があります。
他の種類としては、コイルの設置位置がタンクの下部になっているものをボトムコイル方式
コイルの位置がタンクの上部にあるものをトップコイル方式などど読んだりもします。
上の写真がコイルです。この中にコイルとコットンが入っています。OCCと書かれているのはオーガニック・コットン・コイルの略称です。
また、0.5Ω(オームと読む 抵抗値の単位)と書かれているのはコイルの抵抗値です。
電子タバコ(VAPE)業界では1Ω未満の抵抗値のコイルをサブオームと呼びます。
なので、この写真のコイルはサブオームということになります。
上の写真でコイルの側面に穴が見えると思います
これをジュースホール(リキッド取り入れ口)と呼びます。
ここからリキッドが入っていき、穴の奥に見えるコットンに染み込みます。
リキッドの染み込んだコットンをコイルで熱して霧化させています。
使いこんでいくと、コットンが徐々に焦げて?少なくなっていき、リキッドが下部から漏れてくる現象が出たりもします。想像がつくと思いますが、通称「おもらし」です。
長々と書いてきましたが、これで電子タバコ(VAPE)の使用器具についての記事はおしまいです。
電子タバコ(VAPE)の概略やリキッドについてはこちらをどうぞ
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