この間買ったビークスティンガーGを作ってみました。
実に何年ぶりでしょうか(いや残念ながら18年前とかになるのか?)小学校の時以来・・・かな?
この間買ったビークスティンガーGを組み立ててみました。
もちろん、当時のスーパー1シャーシでは説明書なんて見たことなかったぐらい楽勝だったので、今回も見ずに組み立ててみようかと思います。
・使用工具
これがないと始りませんね。ミニ四駆やプラモデルの組み立てには画像の様な工具が必要です。
現在では、大体100円ショップでそろっちゃいますね。
現にこの画像に出ている工具のうち真ん中のニッパ-以外はすべて100円ショップの工具です。
知らない人もいるかも・・・しれませんので左から説明します。
左から、カッター、やすり、ニッパー、ドライバーです。
カッター
主に紙を切るときなどに使用します。今回は、ボディやパーツのバリを取り除くために使用します。あとは、ステッカーを張るときなどに手が入らない部分にカッターの先を利用して張ったりするときもあります。注意点は、手も切れてしまうので、歯先を手に向けないように使いましょう。
やすり
これも主にバリなどを取り除いたり、切り口をきれいにしたりするときに使用します。
手の爪を切った時にも使用したりします。
ニッパー
イメージとしてははさみの親戚と思っていいです。
主にプラスチックのパーツをランナーと呼ばれる枠から取り外すときに使用します。
切り口はバリが出ていることがあるので、前述の工具を使用してきれいにした方がいいです。これも手を挟むと切れてしまうので、注意しましょう。
ドライバー
ねじを回すときに使用します。今回用意したのは精密ドライバーというものです。
ミニ四駆のねじは規格としてM2と呼ばれるものなので(ねじの直径が2mm)小さいものが必要です。あまり大きなドライバーだとねじ頭の溝に入りませんので、適切な大きさのものを使用しましょう。精密ドライバーは細いので、勢いよく差すと手にも刺さってしまいます。
使用しないときはケースに入れておくなど、注意しましょう。
とりあえず、手始めにタイヤを組み立てました。
さすがになにも見なくても楽勝ですね。
私が知っている限り、モーターに付けるピニオンギヤは白いものと思って、すげー探しましたが、見つかったのは黒・・・色変わっていたんだね。知らなかったです。
この辺もさくっと組み立て。
当時はこんなの気にしなかったんですが、シャーシに型番が入っていました。
これは難しい!
ここはスイッチ部分ですが、これは説明書を読まないとダメかと思いました。
なんとかあーでもないこーでもないとやっているうちに、多分これでいいんじゃね?となったので一応パシャリ。
たしか、スイッチ部分のふたを閉める前にギヤを入れていたと思ったので、入れてみました。
ピンクのギヤがクラウンギヤと呼ばれるギヤです。ピンク色なので、通称ピンククラウンと呼ばれているみたいですね。
棒に黄色のピニオンギヤが付いているものは、プロペラシャフトと呼ばれる物です。
これで、モーターからの動力を前のタイヤにも伝えます。
本来はこのあたりで、ギヤにグリスを塗るとよいと思いますが、今回は塗っていません。
スイッチ部分の蓋を閉めました。
さらに、モーターを取り付けました。
私が知っている限り、軸受にはプラスチックの軸受に、ハトメを付けていたと思うんですが・・・ハトメは入っていませんでした。
ハトメ、なくなったんだね?
こんな感じで、シャフトにタイヤを刺し、そのあと、軸受を通し、クラウンギヤ、黄色の減速ギヤを通し、最後に軸受を通します。
クラウンギヤ、減速ギヤの穴は六角形になっていますので、きちんと合えばスッと通ります。
無理やり通そうとすると、ギヤの穴が崩れてしまう恐れがあるので、注意しましょう。
ギヤとモーター部分のカバーを取り付けました。
カバーとモーターの間に隙間があるんだけどこれでいいのかな?
超速ギヤの中心って軸受いれてたよね?
おそらく入れると思うから、とりあえず入れといた。
よく見ると、リアがデュフューザー風になっていてすごくかっこいいです。
フロント部分には、エアのインテーク風の穴があいていますね。
効果のほどはわからないですが、とりあえずかっこいい。
これはフロントローラーを取り付ける部分の拡大ですが、リブの入れ方がすごい。当時使っていたスーパー1シャーシとは比べ物にならないぐらい強化されていることがわかりますね。
リアのローラーを付ける部分は一体式となっているみたいですね。
しかも、飛行機の羽のようになっています。まさかのダウンフォース狙いか?
ローラーとよくわからない部品とボディキャッチを切り出したので、これで全部品がなくなりました。
ここで、小学生の時の俺との差でもつけてみましょうか。
これは、タップといいます。
最初に紹介しなかった工具です。なぜなら普通の組み立てには使用しない工具だからです。
何に使うかというと、これからシャーシにローラーを取り付けるんですが、樹脂性のシャーシに直接ねじを付けると、最初ねじこみがすごく重くなってしまうんです。
さらに、何度か付け外しをすると穴が馬鹿になってしまい、シャーシがお釈迦になってしまうことがあったのを思い出しました。(最後は長いねじとナットで挟み込んで使っていました)
最初にタップを立てると、樹脂の穴にねじ山を作ることができます。
こうすることで、スルスルとねじを締めることができます。
残念ながら、ねじが緩みやすくもなってしまうんですが、緩み止めの接着剤の様なものを知っていますので、今回はタップを立てて使用することとします。
よく見てもわからないかもしれませんね。
一番外側の穴にタップをたてました。
ローラーの取付が完了です。
後ろ2段。前1段でこれを基本の宝箱セッティングと呼ぶみたいです。
当時は、前後アルミのベアリングローラーを付けていましたが、やはり、リア2段のフロント1段が速かった気がします。
電池は入れていないので、参考にはなりずらいですが、とりあえず立てることもできます。
バランスは良さそうですね。
名前がよくわからない部品をとりつけました。
多分、レーンチェンジなどでフロントが上がってしまう時に、リアが引っかからないようにする部品だろうと思います。
シャーシが完成しました。とりあえず、今回は説明書を読まずにやってみましたが、案外いけるものですね。当時の記憶がすごく役に立っています。
さっそくボディを載せてみたんですが、ここで問題が発生しました。
なんとタイヤガードにタイヤが干渉しています。右側が干渉していて、左は隙間があります。
今までずーっと気が付きませんでしたが、タイヤのトレッド幅が前後で違うようです。
タイヤを組直したらちゃんと付きました。
リアのボディキャッチもすごいですね。
まるで火でも吹きそうな感じです。
タイヤフェンダーの部分も隙間が少なくてかっこいいですね。
サスペンションがついていないから出来る芸当でしょうけども(笑)
ここから、ステッカーを張る作業に入りました。
シャーシ作成は写真撮りながら作っても40分程度だったんですが、ステッカー貼りは1時間以上かかりましたね。いやーこれ、苦行です!!
ちっさいステッカーが40枚以上・・・これはマゾいですね。
しかも、ボディのR部分に張るステッカーも入っていて、これは小学生には難しいんじゃないでしょうか?
当時のステッカーってこんなに難しかったかな?張っていなかっただけか?
とりあえず、ものすごい苦労したボディですが、完成形をどうぞ。
ひっさびさに作ってみましたが、これはやっぱり楽しいですね。
しかも、大変だった部分もあって、意外と満足度高いです。
お子さんとかにビークスティンガーGのボディ制作を依頼されることがあったら、全力で大人事情を駆使してお断りすることをおすすめします。めっちゃ大変です。
好きな人はいいと思いますが・・・
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