DELL Inspiron 11 3000 エントリー・プラス レビュー

DELL Inspiron 11 3000 エントリー・プラスをしばらく使用してみたので、レビューしてみたいと思います。

5/2にマウスが届きまして、晴れて使いなれないトラックパッドとおさらば出来ました。
そして、この統一感のあるアイテムたち。

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もともとDELL Inspiron 11 3000 エントリー・プラスには黒やグレーなどの色がラインナップされていなかったこともあり、消去法で白を選択した訳なんですが、意外といいですね。
丸みを帯びたデザインで、そこそこ小さくて、軽くて、なかなかかわいい
系なので、女性にも人気なのでは?と勝手に思っています。

スペックの方はこのクラスのパソコンにしてはコスパが良いです。
参考までにスペックを記載します。

ディスプレイ:11.6インチ(TFTノングレア)
解像度:WXGA (1366×768)
CPU:Pentium N3700(Braswell)1.6GHz/4コア
メモリ:4GB
ストレージ(記憶領域):SSD:128GB
OS:Windows 10 Home 64ビット 日本語
サイズ:292×22.23×196 mm
本体質量(実測):1.2kg
その他:Webカメラ・HDMI端子・Bluetooth4.0・USB3.0×1・USB2.0×1・microSDカードスロット
駆動時間(公称値):10.25 時間
起動時間(パスワード入力画面まで):16秒(実測)

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デザインやスペックから考えると女性にもおすすめですし、私の様にセカンドPC、モバイル用PCとしてもなかなか優秀です。
しかし、女性向けおよびパソコンにあまり詳しくないひとにはおすすめできない点があります。
それは、説明書があまりに簡素である点と、DVDなどを読み込むためのドライブがついていないので、PCに詳しい人が近くにいないとソフトウェアのインストールなどがしにくい点です。
また有線LANポートがないため、WiFiのセットアップなどに苦労してしまうかもしれません。
それらがクリアされれば、本当にかなり優秀なPCと言えると思います。
また、DELLのHPにはいろいろな耐久試験を行った内容が記載されていましたので、参考までに記載しようと思います。

DELLのHPより
過酷な熱条件: ロッカールームから閉め切った車内まで、Inspironノートパソコンが短時間の過酷な熱条件(最大65 °C / 149 °F)に耐えられるかどうかテストしています。

ヒンジの耐久性: Dellでは、Inspironノートパソコンが、カバーを20,000回開閉してもヒンジに緩みがないことを確認しています。

入力環境の耐久性: Dellは、よく使用されるキーを1,000万回打鍵し、またタッチパッドボタンを100万回タッチするテストを実施し、エラーが発生しないことを確認しています。

ボタンの耐久性: 電源ボタンおよびマルチメディアボタンで問題が発生しないように、全ボタンを最大4万回押して耐久性をテストしています。

PC 本体のひねり: すべてのInspironノートパソコンの基部とカバーに2万5,000回以上もひねりを加えるテストを実施することで、内部の部品がきちんと保護されていることを確認しています。

かなりいろいろな試験をやっていることが書いてありますね。
ただ、どの試験も正直必要なものですし、これらをテストした設計であることは、安心感にもつながりますね。
(生産国が中国なのはいいとしても、どこで生産管理をしているかは気になります)

それでは、使用感や私がやったセットアップなども説明することにしましょう。

まず、トラックパッドについてです。
もともとノートパソコンを使用していなかった私にとって、使いなれないこと以外にも残念ポイントがあります。
マウスでいうところの右クリック、左クリックを行う部分のスイッチが少々重いんです。
トラックパッドをタップすれば左クリックは行えるんですが、右クリックは無理です。
さらに、ドラッグを行うときなどは結構な重さのスイッチを押しこんだままパッドを操作せねばならず、大変でした。おそらく、誤作動防止の意味もあって、重めのスイッチになっているのだと思いますが、私にとってはなかなか使いにくかったです。
今回、Bluetoothマウスを導入したことで、全く問題なくなりましたけど。

次にディスプレイについてです。
このクラスのパソコンでは動画がきれいに見えるようにと光沢のある液晶が多い中、このパソコンはノングレア液晶です。ノングレアの特徴としては、後ろの景色や外乱光もある程度防いでくれるので、疲れにくくとてもいいですね。
ただ、残念ポイントもあります。液晶の視野角が狭いです。近年のスマートフォン(視野角の広いIPS液晶)などと比較してしまうと少々残念ポイントかなと思います。

次にキーボードについてです。
キーボードは小さいながらも各キーが独立しており、誤動作も少ないです。
キータッチ音も静かで、ストロークも少なく、かなり打ちやすいのではないかと思います。
隠れた機能として防水仕様となっている点も優れていると思います。
スペースの関係からか、エンターキーとスペースキーが小さいのは少々残念ですが、これは仕様なのでしょうがないところでもありますね。また、ネットブックにはよくあるキーボード上部にあるFキーが初期設定で音量調節などになっている点が残念といえば残念ですが、BIOS設定で変えることができるみたいなので、今後の課題としてチャレンジしてみようと思います。

周辺機器を取り付けるUSBや各ポートについては必要十分ですね。
しいて言えば、USBの数がもうちょっと増えればいいなと思うところと、有線LANポートは欲しかったです。

細かなセットアップとしては、付属のアンチウイルスソフトはさっそくアンインストールさせていただきました。他の方のレビューを見る限り、動作が重くなる原因になっているみたいなのと、私の過去の経験から、アンチウイルスソフトはavastをインストールしました。
あとは、ブラウザとしてGoogle Chromeをインストールしました。(IEがあまり好きでないんで)
これはOSのプリインストールがwindows10なのでどうにもなりませんが、windows10自体が少々使いにくいです。
ただ、今後(2016/7)にはwindows7で使っているメインPCも10にアップグレードしなければならないので、慣れるしかないですかね。

動作テストと称して、試したかったゲームがあったので、入れてみました。
マインクラフトです。(windows10エディションではないです)
一応動作することが確認できましたので、画像を張ります。

IMG_20160502_145952動いていますね。正直嬉しいです。

2016-05-02_15.00.01スペックがスペックなので、3Dゲームには向かないことは承知していましたが、動作したことに感動です。

2016-05-02_15.06.14参考までに、動いた時の設定をぱしゃり。

でも、どういうわけか、フルスクリーンで終了すると再度起動したときにエラーを吐くとか、よくわからない現象が何度も出ていますので、安定はしていないです。
また、初期で始めることができたと言うだけで、レッドストーン回路や、トラップタワーにどこまで耐えられるかは不明です。
これは一応このパソコンでも動きましたよーって報告とさせてくださいね。がっつり遊べていますというレベルでないこと書いておきたいと思います。

最終的な結論としては、ライトユーザーおよびモバイル用途のパソコンとしては買いだと思います。他のものと比較できていないので、これについてのみの評価となってしまいますが、今のところ問題は起きていないし、使用感としても十分満足できるものです。
コスパは非常に高いと思います。嫁さんがパソコンを買いたいと言ってきたならば、間違いなくこれを買うと思います。

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