5月の末に30歳にして、おたくふ風邪にかかったえんぶです。
成人男性(15歳以上)のおたふく風邪はヤバイと言われていますが、
その理由を少しお話します。
・おたふく風邪の症状が重い
・合併症として精巣炎という病気になると無精子症になる
精子検査って?
精子の量や運動能力などを測定する検査です。
私のようにおたふく風邪にかかってしまった場合や、
不妊治療を行う上で検査する場合が多いと思います。
今回私が受けた検査の項目は5項目ありました。
・量(精液の量)
・pH(ペーハーと読む。酸性かアルカリ性かの指標)
・数(精子の数)
・運動能力
・奇形率
どのようにやるの?
まず、泌尿器科ある病院へ行きましょう。
理由は個人個人で違うと思いますが、検査をしたいことを伝えます。
今回私が行った病院では、診療初日は検査の方法を看護婦さんから説明され、
精液を入れるカップが渡されて終わりました。
(淡々と説明してくれましたが、かなり恥ずかしかったです)
病院によって検査方法などが異なると思いますので、
参考程度に私が実際に行った検査方法を書きます。
これは私の場合の例ですが、
検査の準備として5日間の禁欲(オナ禁)をします。
(正直めっちゃ辛かったです)
精液採取は朝行い、温度が下がらないようタオルなどに包んで
極力早く病院まで提出するよう言われました。
精液採取当日
朝からシコシコして、病院に寄ってから会社では到底間に合いませんので
会社には午前半休の届けを出しました。
嫁さんと子供を送り出して、病院の開始時間に合わせるように
シコシコ開始です。
所要時間はそこまでかかりませんので、あっさり出ました。
精通してから5日間もしなかったのは人生初?っていうぐらいでしたが
めっちゃ気持ちよかったです!
さっそくカップで受け止め、蓋をします。
その後温度が下がらないようタオルで包み、病院へ行きました。
病院では、泌尿器科へ精液を提出しました。
その病院では、1時間程度待てば検査結果が出るとの事だったので、
そのまま待つことにしました。
検査結果に愕然・・・
待つこと1時間、ようやく検査結果が出ました。
しかし、病室へ入ると挨拶もそこそこに先生から質問が。
「今日普通通りちゃんと出た?」
一瞬、は?と思いましたが、話を聞いていくと
検査結果が思わしくなかったようです。
具体的には、私の精子の数は、普通の人と比べて1/4程度しかいないんだとか。
しかも、数が少なすぎて運動性能とか奇形率が検査不能という結果でした。
その後慰め?の言葉として一回の検査では体調などに影響され、
正しい検査結果が出るとは限らないということは言われましたが、
流石にショックが大きく、会社はこのまま休もうかとも思いました。
(体調は悪くないので、ちゃんと行きましたけど)
おたふく風邪との関連性
一応おたふく風邪との関連性についても質問してみました。
一般的には、おたふく風邪の合併症として精巣炎がありますが、
精巣(タマタマ)が腫れなければ、おたふく風邪の影響ではないと
診断されました。
精巣炎にかかっていた場合は、2つあるタマのうち片方だけであれば、
無精子症は避けられるようですが、
両方腫れてしまうと無精子症の可能性がグンと上がるんだそうです。
子作りについて
私の場合は無精子症ではなく、数が極端に少ない状態とわかりました。
この場合は、不妊治療で精巣から直接精子を取り出すことで、
不妊治療をすることが可能だそうです。
ま、運動性能とかもわからなかったので、もしかしたらヘロヘロ
なのかもわかりませんが(涙)
そもそも一人目のときはよく出来たな・・・と後になって思いました。
あの子はけっこう奇跡的だったのかもしれません。
おたくふ風邪をやっていない方へ
私の場合はおたふく風邪とは無関係でしたが、
幼少期におたふく風邪にかかっていない方がいれば、
予防接種を強くおすすめします。
こちらの記事で私がおたふく風邪にかかった経緯を書いていますが、
最初は顎が痛いな・・・といった症状しかなかったので、
日常的にかかってしまう危険性は潜んでいます。
この記事が悲しい結果を防ぐことに役立てれば幸いです。