えんぶのホビログ

電子タバコ 自作リキッド~コストダウンの最終兵器~

一番コストがかかるリキッド

電子タバコ(VAPE)って意外とコストかかっていませんか?

電子タバコ(VAPE)の主なコストといえば「リキッド費用」ですよね?

電子タバコ業界の主流は爆煙と呼ばれるミスト(煙)が大量に出るタイプのアトマイザー(霧化装置)を用いた電子タバコだと思います。

爆煙は確かにニコチンが入っていないリキッドでも吸った感があり、またいい意味でも悪い意味でも目立てちゃうのがメリットだと考えています。

しかし、お財布事情が厳しいサラリーマンにとって、リアルタバコをやめてローコストで健康的な電子タバコにしたのは良かったけど、爆煙目指しちゃって、ちっともローコストじゃなくなってる方も多いと思います。
というか、私がそうです?(リアルタバコやめていないんですケド)

じゃあ電子タバコのコストを下げるにはどうするか。
答えは一択です。
「リキッドを自作せよ!」

市販リキッドvs自作リキッドコスト比較

自作リキッドのコストってものすごーく低いです。
どれ位低いかというと
私はKAMIKAZEばっかり購入していたのでKAMIKAZEを例にあげますが、
KAMIKAZE1本15mlが約1000円です。

一方、市販の薬局などで売っているケンエーのグリセリンが1本100mlが約270円です。
1mlあたりの価格は
KAMIKAZE:1000円÷15ml=66.666円/ml(悪魔の数字になってしまいましたね)
ケンエーグリセリン:270円÷100ml=2.7円/ml

KAMIKAZEに対してケンエーのグリセリンはざっと24倍ローコストです。

しかーし!ケンエーのグリセリンには味(香り)がないです。(ほのかな甘味はあります)
いくらミストの原料が安くても美味しくなければ、旨い電子タバコとは言えませんね。

ミストの旨さの秘訣はフレーバー(香料)にあります。
各種市販のリキッドがあれだけ種類を出せるのも、フレーバーの調合が各社独自の技術であるためです。

ちょっと脱線しますが、コンビニなどには炭酸飲料も結構な種類がありますよね?
あれも元をたどれば、炭酸水に着色料で色を付け、砂糖(科学甘味料)、クエン酸、香料を混ぜあわせたものが炭酸飲料となっています。
差はその調合比だけなんです。
まれに果汁が入ったものがありますが、数%だったりして、ほとんど無いに等しいですね。
よくおじいさんたちが「まーたお前は、そんな砂糖水飲んで・・・」というのも納得です。

脱線を終了しますが、フレーバーが旨さの鍵を握っているといっても過言ではないと思います。
そこで、ケンエーのグリセリンにフレーバーを混ぜてあげましょう。

と、その前にコストの話が途中でしたね。
フレーバー自体は殆ど量を消費しないので、計算しにくい部分もありますが、
グリセリンに対し5%程度入れる想定で計算しますと

100円÷10ml=10円/ml
入れる量は0.05mlなので
10円/ml÷20=0.5円/0.05ml
となります。わかりにくいですが(汗)
先ほどの計算に足してみますと
自作リキッド(フレーバー入):2.7円/ml+0.5円=3.2円/ml
少し価格が上がりましたが、それでも自作リキッドは、ざっと20倍はコスパが良いということになります。

自作リキッドのフレーバーはどこで買ったら良いの?

フレーバーの購入でおすすめなのは
香料 Shop ティアンドエム株式会社
です。
なぜここがオススメなのかというと、10ml100円から購入できるところです。
他の会社さんで購入したこともあったんですが、最小単位が30mlからと少々量が多いのが残念ポイントです。
ま、通常はお菓子などに入れるもので、業務用ですから量が多いのは当たりまえなんですけど、個人のVAPERとしては少量で購入できることは敷居が低くて最高です。

また、フレーバーにもいろいろ種類がありますし、味の好みも千差万別です。
100円からお試し状態で試せるのも重要なポイントだと思います。

市販のリキッドについては、VAPEショップへ出向けばテイスティングさせてもらえるところが多いので、選定ミスはものすごく低くなるとは思いますが、フレーバーについては購入して試す他ないです。

そしてフレーバーの10mlという量ですが、タンク系アトマイザー(約4ml)でフレーバーは3滴~6滴程度しか使用しません。
ぶっちゃけてしまうと、ほとんど減らないんです(笑)
今回私は6本ほど購入しましたが、いったいいつになったらなくなるのかマジでわかりません。

超主観的フレーバー比較レビュー

それでは、超主観的なフレーバーレビューをしてみたいと思います。


こちらが今回購入したドリンク系フレーバーです。

・コーラフレーバー
えっと、その名の通りコーラです(爆)
よーく味わってみても、コーラです。
甘みは少なく吸いやすいかな?

・サイダーフレーバー
すっきりさわやかサイダー!そんなフレーバーです。
味は薄めでしたが、フレーバーを持っているので調節が可能です。
これも吸いやすいと思います。

・エナジードリンクフレーバー
これは謎のフレーバーですね。
レッドブルを想定していたんですが、モンスターエナジーだと私は思っています。
あ、緑のモンスターエナジーです。
モンスターエナジー自体は結構好きなのでアリですね。


こちらは興味があったフレーバーたちです。

・練乳フレーバー
KAMIKAZEの牛乳がおいしかったので、それに似たものかと思い購入しました。
結果的には全然違いましたね。
少々甘ったるい感じで、フレーバーの量を調節しないとちょっと厳しかったです。

・マスカットフレーバー
これはスノーフリークスのアロエ?がマスカット風味だったので、期待して買ってみました。
マスカットには違いないので、普通に美味しいんですが、スノーフリークスとは違ったものでした。

・パインアップルフレーバー
無類のパイン好きな私としてはかなり期待をして買ってみました。
これはアリです。もうパイン大好き!
ただフレーバーの量を入れすぎたのか、ちょっとエグかったです(泣)

最後にひとこと

香料 Shop ティアンドエム株式会社さんには、まだまだたくさんの種類のフレーバーがありますし、今度はそれらを調合して、オリジナルフレーバーを作ってみても面白いと思います。
電子タバコのコストを抑えたい、オリジナルのリキッドを作ってみたいなんて言う方はぜひやってみてください。
また、世界がすこーし広がると思います。