電子タバコ(VAPE)はその名の通り、煙(水蒸気)が出るわけですが、専門用語で爆煙と味重視という表現があります。
爆煙:その名の通り、煙がいっぱい出る仕様
味重視:煙の量より味(風味)を重視した仕様
現在では、爆煙と味重視はコイルの抵抗値を目安に分類できると思います。
一般的にサブオームと呼ばれる1Ω未満の抵抗値のコイルを使用すると煙の量が増えます。
煙の量が増えるということは、短時間に大量のリキッドを蒸発させているため、コイルの発熱量が多く、バッテリーの消費も激しいのが特徴です。
一方、味重視では、1Ω以上のコイルを使用し、発熱を抑え風味が飛ばないようにしています。
必然的に煙の量も控えめになってしまうのが特徴です。
しかし、リキッドの消費量を抑えることも出来て、お財布には優しいです。
料理をする方なら、出汁を取る際に、沸騰させないように注意したことがあるかと思います。
これは、沸騰してしまうと水蒸気と一緒に風味が出て行ってしまうためです。
電子タバコ(VAPE)でも同様のことが起こります。
じゃあ両立しているものはないの?と思われると思いますが、これは基本的にバランスの話です。
両者ともコインの裏表のような性質がありますので、なかなか難しいのですが、Youtubeなどのアトマイザーレビュー動画を見ている限り、爆煙と味ともに高いレベルで表現できるものもあるようです。
私が使用しているKanger Tech社製SUB TANK MINI(サブタンクミニ)は、電子タバコをやっている方では、かなり有名で、爆煙系でありながら味もかなり出るというものです。
実際使用している限りでは、とても満足できているのでオススメですね。